薬局に転職した薬剤師の転職体験談

転職して年収1,200万円に!大手薬局から個人薬局に転職した20代男性の転職体験談

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転職した薬剤師のプロフィール(大手薬局→個人薬局)

今回は、薬剤師歴5年、29歳の男性から転職経験についてお話を伺いました。

もともと大手薬局で一般薬剤師として勤務していましたが、キャリアの新たなステージとして個人薬局へ転職することを決意しました。転職前後での仕事内容や役職、年収などにどのような変化があったのか、また転職を考えた理由や、実際に転職して感じたことについて、詳しくお話しいただきました。

転職前後のステータス比較

項目転職前転職後
 勤務地東京都墨田区東京都
施設形態大手薬局(151店舗以上)個人薬局(1〜10店舗)
年間休日120日70日
役職一般薬剤師薬局管理者
年収360万円1,200万円
月の勤務時間・残業時間月170時間 残業ほぼなし月250時間
通勤時間5分10分

この比較からもわかるように、転職によってキャリアは大きな変化を遂げました。特に、年収が360万円から1,200万円へと大幅にアップし、役職も一般薬剤師から薬局管理者へと昇格しています。一方で、年間休日が120日から70日へと大幅に減少し、月の勤務時間も増加していますが、それに伴う責任や裁量権が増えたことで、この変化をポジティブに受け止めています。

薬学部を目指した理由は?

薬学部を目指した理由について伺うと、この道を選んだきっかけは意外にシンプルなものでした。小学生の頃、近所の薬局で見かけた薬剤師がとてもかっこよく見えたことが、その始まりだったそうです。当時は薬剤師という職業の詳細についてはあまり知らなかったものの、その姿が強く心に残り、「将来は自分もあのような人になりたい」という思いが芽生えました。薬剤師は憧れの職業であり、そのイメージをずっと持ち続けてきたことが、最終的に薬学部を目指す大きな動機となりました。

前職の仕事内容は?

大手薬局の中で一般薬剤師として働いており、主に処方監査・疑義照会、調剤・調剤鑑査、服薬指導などの業務を担当していました。

前職の入社理由は?

大手薬局に入社した理由は、リードカンパニーでのキャリアを積むことに強い意欲を持っていたためです。新入社員として入社した時から、最速で薬局長、エリアマネージャー、課長、部長、支店長、さらには役員まで上り詰めたいと考えていました。また、リードカンパニーならではの加算制度にしっかりとフォーカスしている点にも魅力を感じていたとのことです。このような環境で働くことで、自分自身のスキルを最大限に発揮し、キャリアを積み上げていくことができると確信していました。

転職しようと思った理由は?

先輩薬剤師たちの働き方や姿勢に魅力を感じられなかったことが、大きな要因となりました。もっと年収が高く、裁量権があり、営業的なスキルも磨ける職場で働きたいと考えていました。また、優秀な薬剤師たちが集まる職場で、自分のスキルをさらに向上させたいという強い思いが、転職を決意するきっかけとなり、結果、個人薬局への転職を決意し、自分のキャリアを新たな方向に進めることを選びました。

転職活動で心掛けていたことは?

転職活動を進める中で、特に心掛けていたことについて伺いました。転職先に求めていたのは、優秀な薬剤師が集まっていること、社長との距離が近く、直接コミュニケーションが取れる環境であること、そして年収アップを目指せることでした。また、加算をあまり取得していない店舗を、自分の力で向上させたいという思っていました。

使った転職サイトは?

なし

使って良かった転職サイトは?

なし

面接を受けた数は?

転職活動中に受けた面接は1社のみでした。この1社に絞って転職活動を行った理由については、事前に十分な情報を得ていたことが大きな要因でした。そのため、他の企業と比較する必要がないと感じ、1社のみで面接を受け、最終的にその企業への入社を決めました。

面接で聞かれた質問は?

なぜ弊社を受けようと思ったか。 
いつから入社出来るか。 
将来、独立する気持ちはあるのか。 
仕事のやりがいはなんですか。 
休日はどう過ごしていますか。 
今までの経歴やどんな仕事をしてきたか。 
加算等はどのぐらい出来るのか。

現職への入社の決め手は?

現職である個人薬局への入社を決めた理由についても詳しく伺いました。最大の理由は、何といっても高年収のオファーに加え、社長の人柄と距離感に強い魅力を感じたからです。個人薬局ということで、社長との距離が近く、直接的なコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができる点が、非常に魅力的でした。また、責任ある仕事を任せてもらえる環境や、スタッフたちがみな優秀で、活気にあふれた職場である点も、心を惹きつけました。さらに、福利厚生が充実していることも、入社を決める重要なポイントとなりました。

入社してからのギャップはあった?

入社後に感じたギャップについて伺いましたが、特に大きなギャップは感じませんでした。むしろ、期待していた以上に責任ある仕事を任され、自分のスキルを存分に発揮できる環境であることに大きな満足感を感じています。また、社長との良好な関係や、優秀なスタッフたちとともに働けることも、非常にポジティブな要素となっています。入社前に期待していた通りの環境で働けていることに感謝しつつ、今後もこの職場でさらに成長していきたいと考えています。

転職後の仕事内容は?

現在、個人薬局で薬局管理者として働いており、処方監査・疑義照会、調剤・調剤鑑査、服薬指導、医薬品の管理、OTC販売、在宅業務、加算取得業務、店舗管理など、多岐にわたる業務を担当しています。個人薬局という環境では、大手薬局での経験を生かしつつ、より自由度の高い仕事ができることにやりがいを感じています。また、管理者としての責任を持ちながら、スタッフをマネジメントし、店舗全体の運営をしています。

転職して良かったこと

転職後に仕事に対するやりがいが大きく増したと感じています。特に、優秀な薬剤師として認められ、スタッフをマネジメントできる立場にあることが、大きなモチベーションとなっています。また、休日も関係なく仕事に打ち込むことで、患者さんからの厚い信頼を得ていることが、非常に嬉しいと感じています。さらに、社長とも良好な関係を築くことができており、そのことが仕事への満足感を高めています。

これから転職活動をする方に向けて

社長との距離が近い会社を選ぶことがおすすめです。特に、若いうちは休日を返上してでも仕事に打ち込むことで、キャリアの早い段階で大きな成長を遂げることができると考えています。自分が成功を収めるためには、患者さんから信頼される薬剤師になることが最も重要であり、そのためには誠心誠意職務に励むことが不可欠だと思います。

また、転職活動において、いくつかの面接を受けて、自分に最も合うと感じた会社を選ぶことが大切だと思います。

ABOUT ME
さつき
105回薬剤師|Xフォロワー2,500人 転職経験あり。「薬剤師の転職アレコレ」でリアルな薬剤師の”退職理由”や”年収事情”など転職活動情報を発信しています!